こんにちは!まちうさです。
とうとう読んでしまいました。
「この素晴らしい世界に祝福を!17巻」を。
スニーカー文庫2020年5月1日新刊を「このすば」主人公カズマが紹介!
最高でした。
今まで通りの面白さを残しつつ、最後の物語に相応しい…
何て言うんだろう...。「エモさ」みたいなものを感じました。
今回は「すでに読んだ人向け」に書くので…ネタバレが入っています。
まだ読んでない方は、是非、読んでから来てください!!
では、あらすじから…!
あらすじ
「何の力も無かった最弱職の少年がたった一人で魔王を倒す。……そっちの方が格好良いじゃないですか!」
大量のマナタイトを使用し、めぐみんの爆裂魔法で魔王城の結界を破ったカズマ一行。アクア達とも合流し、目的を果たしたとばかりに引き返そうする面々に対してカズマは――「魔王に掛かった賞金って、いくらぐらいなんだろうな?」
根性なしのニートは、遂に魔王との最終決戦へ挑む!! カズマ・アクア・めぐみん・ダクネス―――アクセルが誇る問題児が愉快な仲間と共に魔王城に集結!! 国民的人気の異世界コメディ「このすば」、堂々完結!
(引用元:本作 裏表紙 あらすじ)
1つ前の16巻の最後の最後は「アクアが家出して魔王城に行ってしまい、なんだかんだで追いかけに行くカズマ」…ってところで終わっていました。
今回はその続きであり、このすばの完結巻になります。
上記のあらすじにある通り、魔王城にて再度集結するカズマたちが何をしでかしてくれるのか…!!というところが一番気になるところでしたね(笑)
では、冒頭部分から最後のシーンまで、気になったシーンを取り上げて感想をまとめていきます!!
王道を知らないめぐみん
小説を読み始めてわずか1ページ。
多分、1巻から16巻までと同量か、それ以上のエクスプロ―ジョンが放たれる…。
何をしているかと言うと、魔王城の結界を破壊しています。
魔力の塊”マナタイト”を持っためぐみんは、ほぼ回数制限なしに爆裂魔法を放つことができるために…最大火力の魔法がポンポンと放たれます。
わらわら出てくる涙目の魔王軍は、毎秒毎秒虚しく消し飛ばされる。
もう、その姿は魔王。
魔王軍の最高魔術師が登場しても、なにも言わせず爆裂。
登場して間もなく相手は裸体になった…。
…最初からこのすば色の濃いストーリーでした(笑)
最初から、(・∀・)ニヤニヤってしまう。
これがこのすばの好きなところなんですよね...!!
マジで、今までの小説で書かれてきた量と同じぐらいの「エクスプロージョン」がこの数ページに書かれており、「エクスプロージョン」してました。
これはアニメ化した時、りえりーに期待ですね!
エモい!!アクアと連携バトル!
これは、最初にエモい!って感じたシーンですね。
少し、その前に面白いシーンもあるのですが、それは読んでみて下さい。
魔王城にて久々に合流したアクアとカズマ。(他ははぐれる。)
そんな2人の前には、圧倒的に強い魔王軍の手下が現れるのですが…そんな敵の前で笑うアクアとカズマ。
背中を預け合う2人。
アクア「ピンチなのに、なんだかとっても楽しいの!」
カズマ「ちくしょう!俺もだ!」
(参考元:本作 p38)
あぁぁぁぁぁ!!
読んでて、いい意味ですごいゾクゾクしまし、ニヤニヤしてしまいました…。
本当にみんなに読んで欲しい!!
このシーンで三嶋くろね先生の神イラスト(挿絵)が入っているのですが、イラストに映る笑顔の2人が本当に…すきぃ。
相変わらずのコスいカズマ
しかし、アクアと共に対峙する敵を前に、見事に連携ができず。
変わらずピンチな状況を打破するべくカズマは…
暗黒騎士を、アクセルの刑務所にテレポートさせました。
カズマはいつまでも、どこでも変わらないのがいいですよね。
そのままのクズマが好きです。
最後はやはり主人公。
物語は進み、最後はカズマと魔王の1対1真剣勝負になります。
挑発をしながら、狙撃やマナタイトを使った魔法など多彩な技で対抗できたのですが…。
この作品でも流石の流石に、魔王は強い。
右肩を魔法で貫かれ…、マナタイトも、もう少ない。
そんな状況でカズマが行う行動は…
魔王も道連れにする、自爆必至の切り札。
ずっと、めぐみんと一緒に爆裂道を歩んできたからこそ、習得できた技。
今までのカズマじゃ、絶対取らない選択。
でも、その選択させた背景がある。理由がある。是非、読んで欲しい。
最後に最高の笑顔…!
帰ってきた魔王軍が迫ってくる中…
最後の最後に、アクセルに戻る直前。
最高の笑顔で。
アクアから放たれた一言。
「ありがとうね」
このシーンにも三嶋くろね先生の神イラストがあるのですが、屈託のない笑顔を浮かべたアクアが可愛いんです。
最終巻に相応しい最高の笑顔…三嶋先生…ありがとうございます。
もしや、まだ続く…?
と…見出しを書いたものの、あとがきにて暁なつめ先生から本編はコチラで完結とあったので…。
終わりは終わりです。
しかし、これもあとがきで書かれていた内容ですが、…
「スピンオフ作品」は出るかもしれない!!
この最終巻を読んでいる中でも、分からないことがあります。
もしかしたら、他の人は分かっているのかもなんですが…
ダクネスの発言にて。
1つ目は「アイリスからもらった指輪をなくしてないか何度も確認した理由」、2つ目は「ミツルギか、カズマ以外が魔王を倒すように」です。
どちらも、ダクネスの思い・考えが入った発言だと思うので、婿とか結婚関係だと感じているのですが…完全な理解には至っていません。
分かってないこと以外にも…
めぐみんとはその後、どうなったの!!!???とか…。
(めちゃくちゃ気になる!!)
個人的には一番気になるところとして...
今回の最後の最後がエリス様エンドだったところです。
(恋愛的な意味じゃなく...。)
本当の最後の最後の最後、カズマがエリス様にブレッシングを掛けてもらって終わるのですが。
どうしても…最後に?って思ってしまったんですよね...。
やっぱり、最後ならいつもの3人と一緒とか。
せめて、エリス様じゃなくてアクアで良かったんじゃって…。
思ったんですよね。
思いませんでしたか!?
どうなるか分かりませんが、今後も気になる!
まとめ
物語を振り返りながら、感想をまとめました。
振り返ってみても、やはりずっと読んできて、このすばを最後まで読めて良かったなぁって感じました。
このすばが、これからどうなるかは全然分かりませんが、アニメ化や…もしかしたら映画化!?
いろんな形で、まだまだ触れることができると思いますし、そう願っています!
では、このすばに祝福を!ってことで、今回はこの辺で~!