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魔王討伐の裏での話…⁉「あの愚か者にも脚光を!7」:感想

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こんにちは、まちうさです。

少し遅れてしまいましたが、このすばのスピンオフ作品である「あの愚か者シリーズ」の最終巻を読み終えました。

 

今回は次の内容についてまとめます。

 

 では、最初は商品の紹介からです。

 

商品紹介

この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ あの愚か者にも脚光を!7 竜に愛されし愚者 (角川スニーカー文庫)

あらすじ

「皆さん、アクセルに魔王軍の大軍が迫っているとの噂です!」
リーンを救出した喜びに浸るのも束の間、冒険者ギルドでの一声に端を発しダスト達は再び大騒動に巻き込まれる!
カズマ、めぐみんダクネスがアクア奪還に奔走する最中、街に残ったダストは仲間達と共に防衛戦を張るのだ!?
「親友が魔王とタイマン張りに行くんだ。あいつが帰る場所は俺が守ってやらねーとな」磨き抜かれた槍、チンピラ冒険者として培ったずる賢さ、築き上げてきた(?)人脈、その全てを駆使してダストは魔王軍との決戦に赴く。誰よりもドラゴンに愛され、自由を愛した「愚か者」の物語、ここに終幕!!

 

簡易紹介

本作品は原作の最終巻の裏話です。

カズマ一行が魔王城へ行き、アクアを連れ戻す旅に出かけている間に、なんとアクセルの街に魔王軍が進軍してきます。その魔王軍に、悪知恵だけでなく、ドランゴンナイトの真の実力を発揮して立ち向かうダストの物語です。

 

感想まとめ

簡易感想(ネタバレなし)

このすば原作の最終巻を読んでいる方は、本作である「愚か者シリーズの最終巻」だけでも購入をおススメします。理由は原作の伏線がコチラで回収されているからです。合わせて見ると、このすば最終巻をより楽しめると思います。

 

そして、ダストの悪知恵やドラゴンナイトとしての磨いてきた技術が光る活躍場面も勿論、良かったですが…。なんせ、あのアクセルの街が舞台として描かれる作品だったので、このすばの各キャラクターの濃さが楽しめる、ある意味このすばの醍醐味を堪能できる1冊だったと感じました。

 

では、本作で特に面白かったシーンを紹介及びその感想をまとめます。

※ここから、ネタバレあります。ご注意ください!

 

あのオークの悲劇をもう一度

このすば原作、もしくは映画を見た知っていると思います。カズマがメスのオークに追い掛け回され、カズマの息子とオークがご挨拶しそうになったことを

 

この悲劇がもう一度起きました。今回の被害者は、ドラゴンナイトとしての勘を取り戻すため修行をするダストでした。

 

ダストの仲間たちは、おススメの修行スポットとと言って…。

 

ダストは紐でぐるぐる巻きにされた後、リーンに白竜と括り付けられ、オークの生息地に飛ばされ、落とされる…(笑)。

 

スピンオフ作品でもオークの勢いは変わらず(笑)、ちょっとオークの発言をここに書くと、ブログ見に来てた人来なくなりそうなので…止めますけど凄かったです(笑)。

 

そして面白かったです。

 

新しいエロ本の活路

新たに人の活気づける方法が見出されました。

 

カズマが持っていたエロ本の技術を生かし…サキュバスにアクセルの男性冒険者の夢を盛り上がる直前で終わらせて、お預け状態に。

これにより、この夢の続きを見るために勢いづくアクセルの冒険者たち(笑)

単純だけど、それがアクセルだよな~って感じ、笑いました。

 

悲惨な暗黒騎士はココに

このすば原作の最終巻を読んだ方は知ってると思いますし、その先を知りたいと思います。私も原作最終巻を読んだので、気になっていたのですが…ココにいました(笑)

 

原作最終巻にて、魔王城にいる1人の暗黒騎士をカズマは、鎧を除いてアクセルの警察署にテレポートさせたのですが、その後パンツ一丁になった暗黒騎士については描かれませんでした。でも、ココにいたのです。

 

パンツ一丁の暗黒騎士が警察署前で暴れまわっていたのですが、ダストによって無事成敗されました。

 

叩きこまれる槍の一撃

最終バトルは敵軍ボスのルーゼリ(女性)との対決でした。

最後の最後、ドラゴンに変化したルーゼリと、フェイトフォー(白竜)に乗ったダストとリーンが勝負し、最後はダストが相手の急所を槍で一撃。

 

最後のシーンは勿論カッコ良かったですが、戦いの直前にドラゴンと槍を持ったダストの挿絵が入っていたのですが、それもカッコ良かったですね!

 

ダスト、リーンとキス⁉

愚か者シリーズの第6巻にて、ドラゴンナイトだった時のダストの物語と、現在の恋の相手がリーンであることがしっかり判明したわけです。

 

最終巻のラスト、ダストがリーンの肩を抱いて...リーンも目をつむり…あともう少しと言うところで、フェイトフォーに邪魔され。

 

仲間たちも集まる中、それでも、少し背伸びして目をつむるリーンの姿が…。徐々に近づけていくと…突然、顔がバニルになった。(化けていました)

 

まとめ

最後の最後まで、綺麗な物語を作らず、このすば一色で染め上げたスピンオフ作品。原作と同じくらい楽しんだ自信がありますし、それだけ楽しめる作品だったと思います。

 

それと気になるのがあとがきにあった「リオノール姫エンド」の物語を没にしたけどあるという裏話。正直、滅茶苦茶読みたい。

 

それじゃなくても、ロリサキュバスとダストの2人とか、個人的に好きで、本作でもダストの横腹をウリウリってつつくシーンが挿絵付きであったのですが…すごい嬉しかったです。私以外にも好きな方多かったのではないのでしょうか。

 

 とはいえ、このすば原作も、このスピンオフ作品も終わりということで、今まで楽しませて頂いたことに、最大の感謝を。

いつか、また違う作品で出会えることを願って!ありがとうございました!