こんにちは!まちうさです。
今回はこのすばスピンオフ作品の「よりみちシリーズ」の2巻目を紹介します。
本作も暁なつめ節が炸裂した作品となっており...
面白い、笑える1冊になっていました!!
目次
商品紹介
あらすじ
今回は異世界にもよりみち!? エピソードたっぷり全10編!!
ウィズが仕入れた魔道具で転移した先には、見慣れた日本の風景が広がっていた!? ―「そうだ、異世界へ行こう!」
暴走した嵐の大精霊を相手にアクセルの冒険者たちが【水着】で大暴れ!!
―「レッドストリーム・エクスプロージョン!」「私……! 私……!! カズマさんのコミュ力が欲しいっ!」カズマとゆんゆんがついに!? ―「ぼっちをプロデュース!」
入手困難だった限定特典に、カズマたちの日常の一幕や本編では明かされなかったダクネスとクリスの出会いなどを描く、スペシャル書き下ろしが詰まった、豪華短編集第二弾が登場!
(引用元:本作 裏表紙)
簡易紹介
この「よりみちシリーズ」に収録される物語の多くは、過去のイベントや購入特典でのみ、手に入れられる書下ろし作品です。
今では、ほぼ入手不可能である物語もこの1冊で読めるところも魅力的で、と同時に、好きな作品でも知らない物語が多いことにショックも...。
また、本編ではないからこそ、また違った4人が見れました!
カズマがいた日本に移転してしまう物語や本編ではあまり登場しなかった精霊たちとの物語も描かれており、いつもと違う舞台に新鮮味を強く感じました!
詳細説明
著者:暁なつめ
イラスト:三嶋くろね
出版:KADOKAWA(スニーカー文庫)
感想まとめ
感想(ネタばれ無し)
この「よりみちシリーズ」は過去の特典小説の内容がメインとなっているので、物語としては少し前の話になります。
わりかし本編の序盤が舞台で、めぐみん視点で描かれた物語が収録されており、ちょっと読んでいる読者としては懐かしさを感じました。
でも、「この世界観が面白い!」が感想としては一番ですね。
また、本編では出てこないような舞台やキャラが登場したのが特徴的でした。
舞台の例だと日本が新しいですね…異世界物語なのに日本に戻っちゃうっていう…そしてカズマらしい最後も良かったです。
では、本編の内容に触れて話していこうと思います!
※ここから、ネタバレあります。ご注意ください!
短編小説が10編もあったので、選ぶのは困難ですが、強いて言えば「嵐の大精霊の暴走を止める話」が一番面白かったです!
”嵐の精霊”は魔力をためすぎる故にコントロールできなくなり、攻撃を受けるために嵐をもって暴れるいう害悪な精霊。
しかし、アクセルの男たちには何故か「さん」付けで呼ばれていた。
その理由は、精霊は魔力で攻撃されて、暴走を止めてもらう代わりに強力な突風を起こしてあげる…そして高確率で「ポロリを発生させる」のである。
その事実を知ったカズマは「さん付け」することにした。(笑)
最終的な結果は、あえて伏せるとして...ここまでの展開もやっぱり面白かったですね。アクセルの男たちの性欲に従順すぎるところが好き(笑)
まとめ
この短編集には、数々のキャラクターと舞台が描かれていましたが...。舞台が森の中だろうが、日本だろうが、精霊の前だろうが...アクアが問題を引き起こし、ダクネスがさらに物事を面倒にして、めぐみんが爆裂し、カズマが治める。
そして、メインもサブもみんな個性的で、リアクションが面白いから、本当にずっと読んでいられる作品なんですよね。
できれば、このすばシリーズは終わってほしくないですが、本編終わりましたし…「よりみち」もあとどれぐらい続くか...
ただ、最後まで読み続けようと思いますので、また記事を読んでいただけると嬉しいです!
お得情報(商品)
それでは今回はこの辺で~!