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青春の1つの形を描いた物語「それは恋ではないけれど ”目つきの悪い子”」:感想

こんにちは。まちうさです!

 

今回は、C98戦利品のご紹介コーナーになります。

本日、紹介するのは…

 

にいち先生作

「それは恋ではないけれど”目つきの悪い子”」

です。

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にいち先生のC98の作品は以下の2つがあります。

➀現実もたまには嘘をつく 5

➁それは恋ではないけれど vol.1

 

今まで、2作品同時に出てくることは、基本なかったためにすごく嬉しかったです。

グッズセットが無くなった分…ということなのでしょうか…。

 

今回は、上記の内、2つ目の作品の感想をまとめます。

 

率直な感想

良かったです。

今回も買ってよかったなぁって思いました。

 

本作のテーマの1つに「青春」があります。

多くの人が青春に関連するワードを挙げて見てと問われたら、恐らく多くの人が一言か、二言目には「恋愛」が出てくるのではないでしょうか。

 

でも、恋愛が青春の全てではない。

本作は、そんな青春の1つの形を描いた物語でした。

 

では、もう少し詳しく感想を述べさせてください。

 

新しい味の青春

本作は、目つきの悪い女の子と、そんな彼女に転機をもたらす1人の男との物語。

と、言いたいのですが、そうではないと思います。

 

この作品は、恋愛による「青春」を描いた作品ではありません。

 

なんともない昼休みに話したい人と話す。

仲のいい友達と遊ぶ。

そんな当たり前の様で、でも間違いない「青春」を描いた物語。

 

ずっとラブコメばっかり見てる私には、少し甘さが控えめだと感じた半分、新しい味を知れた嬉しさ半分。

 

きっと好き。でも。

本作は2人のイチャイチャが描かれてはいません。

でも…。きっと。

でも、2人はきっと互いに好きだったでしょう。

 

何かを言いあぐねた彼は。

何かを思い涙を浮かべた彼女は。

 

何を思ったのか?

 

私はそこに、どうしても”想い”を感じずにはいられない。

 

見てほしいポイント

今まで、物語について述べてきたのですが、絵についても触れます。

イラストについては、もう、笑顔が最高に良かったです。

 

終盤。

上京する彼女と、さよならをするとき。

あばよ!と最高の笑顔で放つ彼女と、それに対して、最高の笑顔で返す彼。

 

見てほしい。

 

まとめ

ゲロゲロに甘いラブコメも好きですが、こんな味の物語もいいですね。

 

あぁ…本当だったらグッズセットもゲットしているはずなのに...。

冬コミは無事行われることを願って。

 

今回はこの辺で~。

 

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