「君死にたもう流星群 3」の感想をまとめてみた!(※本作を読んだ人限定)
はい、こんにちは~まちうさです!
今回は大分遅くなってしまったのですが松山剛先生の
「君死にたもう流星群」
の3巻を読み終えたのでその感想をまとめます。
ネタバレを含むので、是非 本作を読んでから記事を読んでいただけると幸いです!
では、本作の紹介から~!
作品紹介
作者:松本剛
イラスト:珈琲貴族
出版社:KADOKAWA
レーベル:MF文庫J
あらすじ
(コピペ)
本作裏表紙の“あらすじ”を引用
では、本編について感想を述べていきたいと思います!
今回の話は大きく2つ
本作3巻では大きく2つの物語が描かれています。
➀宇野宇海(ユニバース)の夢について
➁天野河星乃に関する物語
➁は本作の軸となるお話で、それに付随する形で➀のような主人公の周りの人における「夢」の物語が描かれているのですが、今回は両方とも“ズッシリ”していました。量・質ともに。
しかし、特に言及したいことは➁の方で物語に大きく”転”を与えた...
“惑井葉月”についてです。次でお話していきます!
誰が予想できただろうか…。(ネタバレ(強))
読み終わった方々に“葉月”の行動を予想できた人はいないと思います。
どんな物語でもどんな手段・手順が分からなくても展開はだいたい予想できる…ぐらいには小説を読んできていたつもりだったのですが…。そんな自信も虚しく散りました(笑)
想像の斜め下からの展開。もうずっと「えっえっ…、待って…えっ!?」ってなりました…。他の方はどうでしょう?(笑)
あの部分では、先の展開が気になるというより、読まずにはいられませんでしたね!だって本当にどうなるのか予想ができなかったので...
それと同時に残念な気持ちになったことも忘れられず…。残念ながら私は主人公同様に「葉月(未来)の存在を忘れていました」ね…
看病をしていた等の話は初知りだったとは言え、確かに置いてけぼりにされ、主人公に恋愛感情を抱いていたことも読者である私も知っていたのに…。
“葉月”の発言がそのまま私にも刺さるシーンがあって、ちょっと心が痛かったです。私が“葉月”なら爆破テロとは行かなくても相当怒ると思います。
今後の彼女“葉月(未来)”はどうなるの??
気になるところですね…。物語としては“葉月(未来)”は存在を埋めていて、「未来に戻ったのか」、「過去の“葉月”の二重人格として過去に居続けているのか」分かりませんが、ちょっと彼女も可哀そうと言うか、幸せになって欲しいですよね!!
主人公の罪は決して精算できるものではなく、そして返しきれるものでもない…。けど、形は分からないけど、どうにか彼女も幸せな未来を作者に描いてほしいですね。(願望)
今回の“ドキドキシーン”の評価
あっ、ここで言うドキドキは“恋愛”由来ではなく“バトル”由来のモノを指します。
この作品では少しだけ“バトル要素”も含んでおり、だいたいケンカ腰になる“星乃”がトリガーになるのですが(笑) その要素も本作の面白さの1つでもあります!
3巻の“ドキドキ”は「ドローンでの戦い」と「爆弾のタイムリミット」の2つだったと思いますが、流石にmm巻の星乃と主人公vs墓荒らしとの戦いほどは“ドキドキ”しませんでしたね…。前回のドキドキ感はなかなかでしたので…(笑)
ただ、あのタイムリミットギリギリにドローンを激突させたシーンはきっとアニメ化した際には絶対、ハラハラとドキドキが凄いことになると思います。(語彙力皆無)
アニメ化待ってますよ!!
まとめ
長くなってしまいましたが、3巻も楽しかったです!正直…正直言うと、通常のライトノベルよりもページ数が多くて「うへぇ~」と思いながら1ページ目を開いたのですが、読み切った今では読んでよかったなと思っています。って毎度毎度感じてる気も…(笑)
改めて「夢」の大切さや儚さ、難しさとか...。ついつい考えることを忘れてしまう「夢」に振り向かせてくれる作品でした!
で、点数を付けるとすると…!
次巻も必ず購入しますので、その時はまたブログで感想をまとめます!
では、今回はこの辺で~!
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