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イカサマが封じられた嘘つきの底力!!:「ライアー・ライアー6」レビュー・感想

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こんにちは!まちうさです。

「ライアー・ライアー」の6巻の感想をまとめました。

 

今回は5巻とは雰囲気がガラッと変わり…

不正が疑われる中での激戦に次ぐ激戦回。

 

集うのはほとんどが5つ星以上のハイランカー

どんな戦略で進んでいくのか、非常に楽しみな1冊でした。

 

では、本作の紹介から。

 

作品紹介

ライアー・ライアー6 嘘つき転校生は正義の味方に疑われています。【電子特典付き】 (MF文庫J)

 

▶あらすじ

「彼女」に振り回された挙げ句、その謎が深まった中で迎えることになった夏の学校対抗戦。学園島中の高校生が参加するお祭りムードの中、俺・篠原緋呂斗を待っていたのは「七ツ星は不正をしている」という“正義の組織”の告発だった。ヘキサグラムを名乗るそいつらに目をつけられた俺は周囲から疑いの目で見られ、さらに正義の味方を信じ切った後輩やら覚醒した皆実雫にも絡まれてうかつにイカサマもできない。絶体絶命の状況だけど、どうも奴らも本物の「正義」ってわけでもなさそうだ。ならこの状況を打破するために、偽物の底力ってやつを見せてやる頃合いかもなー

(引用元:本作 裏表紙)

 

今回の見どころはまさに「ヘキサグラムvs篠原」です。

その他注目ポイントはあるものの、最重要ポイントでした。

 

今までもイカサマがやりにくい状況はいくつかの場面でありましたが、今回は実績を持つ正義の組織”ヘキサグラム”に目を付けられ、かつてない緊張感。

 

そんな中、同じ英明学園の仲間との連携や、明らかになり始める”ヘキサグラム”の闇も非常に面白かったです。

 

それでは、感想に入っていきます。

 

感想(ネタバレ無)

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読み終えて、自分の口から最初に出てきた感想は...

「篠原かっけぇ...」でした。

 

絶望もピンチも全部ひっくり返して、自分のモノにする。

久追先生の作品で一番好きなところです。

 

”ヘキサグラム”は篠原を貶めるために、ありとあらゆる手段でもって攻撃を行う。それに対して篠原とその仲間がどう立ち回って、勝ち進むのか。

 

そして、”ヘキサグラム”は決して「本物の正義ではない」。では、どんな裏が、闇が隠されているのか、垣間見える部分もあり、非常に面白かったです。

 

きっとすべてが明らかになる7巻が期待されます!

 

少し内容に踏み込んだ、感想をまとめます。

(注意!:次はネタバレありです)

 感想(ネタバレ有)

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▶彩園寺 vs 皆実が熱い

改めて、彩園寺の強さが表に出たシーンでした。

 

皆実もわざと負けることを止め、全力で挑んだ勝負でしたが、蓋を開ければ彩園寺の圧勝という結果。やはり本物の強者。

 

そして、誰もが「おぉっ!」となったのではないでしょうか...。

西園寺 vs 篠原の直接対決か...!?...違うか~。

 

なかなか2人は直接対決のバトルは出来ない状況(共犯者であるため)なため、今回はうってつけだと感じたのですが、またの機会ですね。

 

ディストピアが過ぎる...。

”ヘキサグラム”が水上へ行った仕打ちは、天から地獄へ叩き落す所業...。そして篠原チームに属している新田に仕組まれたアビリティ。

 

アレを見て、読者も含めて誰もが「最悪」を感じたはず。

でも、篠原はその状況に「希望」を生み出す。

 

私が一番好きなシーンが、新田のアビリティを見て放った「想像通りで、期待通りだよ」の一言。

 

アレを読んだ瞬間、ゾクッてしてワクワクするんですよね...!

(分かる人いるはず...!! 分かる人は久追先生の前作もおススメ!)

 

マジで好き。

 

▶ほっぺふにふに白雪は天使

本作が発売される前から公式Twitterから、目をキラキラさせる白雪のイラストは公表されていましたが「何を?」までは分からず…。

 

その先にいたのは中二病少女の紬で、疲れ切って寝ている紬のほっぺをふにふにして感激ているシーンでした(笑)

 

お口が三角になっているところがお気に入りです。

 

その他、新キャラ”水上”や静かに燃える皆実も素敵なイラストで...。

 

以下、小言...。

ラノベの口絵や挿絵をかき集めたイラスト集って需要ないのかな…白雪に一目ぼれして本作購入した人もいるし…できれば前作のクロス・コネクトのヒロインたちも是非、見てほしいのですが...

 

では、今後の展開について推測と注目ポイントを。

 

今後の展開とポイント

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▶最終決戦に残った者

最後に示されたファイナルステージへの進出者に、お気づきの方も多いと思いますが、浅宮がおらず、水上が残っていました。

 

英明学園生はたったの2人のみ。

 

どう協力していくのか、注目ポイントです。

 

▶現状、本編との絡みはないが...?

本筋に戻ると篠原は覚えていない幼馴染に合うために嘘を続けている。が、6巻のストーリはクリティカルには関係していない。

 

ので、今後はヒストグラムの打破をトリガーに何かが引っ掛かってくると思っています。どうなんでしょうか...(笑)

 

まとめ

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今回も長々と...お付き合いいただいた方々、ありがとうございました。楽しんでいただけていたら幸いです。

 

次巻は真夏の祭典《SFIA》と”ヘキサグラム”の両方の決着がつくはずです。

完全に後腐れなく、完璧な勝利を見せてほしい!!

 

...と期待しつつ、今回はこの辺で。

読んでいただいた方々、本当にありがとうございます。

 

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